現状に対するただの保留
派手な結婚・新築マイホーム・新車、この3つを諦める
前回の記事で書いた「人生の3大資金」
そこを考える手前で考えなければいけないお金の使い方があると五十嵐は思う
色々遠回りして、僕はこのお金の使い方を今までしてこなかった、だからこそ当時はわからなかったけれども遠回りをして良かったと最近は思うようになった。
前回の記事
FPの勉強を始めると最初に出てくるように「人生の3大資金」は割と大衆化されている問題であると思う。
「教育費・住宅費・老後資金」これらに多くのお金がかかるとわかっているけれど
具体的に何をすればいいのかわからない。
(多くの人は考えずにその時々に流されて3大資金に真っ向勝負しているようにみえる..)
20代の頃の僕も似たような状況で当時は言葉にはできなかったけれど時間を経た今、言語化に挑戦してみようと思う。
まずは最初に僕が取った選択肢は「保留」
(アカギ-闇に降り立った天才 福本 伸行著からの引用 大好きな漫画です)
ぶっちゃけ逃げてました。笑
大学を出て社畜リーマンを続けて早3年。当時付き合っていた彼女とも同棲をして約1年というなんだか色んな事がとてもちょうどいい時期にソワソワしだしました。
今後のステップを考えると結婚して、住宅ローンを組んで、子供を作ってみたいな道が薄っすら思い浮かべては
「なんだか違うな..」
なんて不安に駆られるようになったのです。(この辺の感情の掘り起こしもまたどこかで..)
今は過去の選択が正しかったのかはわかりませんけれど、こうしてお金の勉強をする時間ができたので良かったなと思っています。
結婚も子作りもマジでしたいと思ってますけどね!!
人の欲は無限大だなぁ
僕が結婚や子作りをしたいなと思い始めたのはここ最近の話です。
というのもタイトル通り、僕は結婚を一旦諦めました。
当時付き合っていた彼女ともお別れをして、仕事も変えて、新しい環境で生きることを選びました。
その時に考えていた哲学を言語化するのであれば
結婚・新築マイホーム・新車、この3つを諦める
ということになります。
これには後から気づきました。
正直、当時はふらふらと自由気ままに生きていただけなので確固たる決意があって動いていたわけではなかったです。
それでも結果的にお金のかかる3つを遠ざけた生き方を始めました。
でもこれはあくまで一時的な諦めなのであります
言いたいことは「人の欲望は無限に沸くのでまずは優先順位を決めるのが先決」ということです。
プロ奢ラレヤーのあきらめ戦略~お金に困らず、ラクに、豊かに生きるには
(諦めることを前向きにさせてくれる良書です)
「派手な結婚」:お金がかかる結婚をするとかかった出費を回収するのに多くの時間を取られます。派手な結婚式、金遣いの荒い女性と結婚するとなると資産形成はほぼできなくなります。
「新築マイホーム」:いわゆる新築プレミアムは新しいカギで玄関を開けた瞬間、価値がガクッと落ちます。それもう中古ですよと市場から買いたたかれます。無策に買えばただの負債と成り果てます。住宅ローンで長期借り入れをした場合には長い間労働者を辞める選択が取れなくなります。。
「新車」:新車だろうが中古だろうが高級車だろうが軽自動車だろうが法定速度を守って運転をしなければいけないのだから高いお金を払って得られるメリットは薄いです。これが新車であれば目的地まで中古の車よりも3倍速く着ける!可愛い女の子と仲良くなれる!とかだったら買いですが。笑
高級車に乗っているブサメンよりも軽自動車に乗っているイケメンの方が付き合う相手として価値は高いのです
(五十嵐調べ)
僕だって本音を言えば結婚して子供を作って新築マイホームの駐車場で新車で買った高級車を置きたいところです
でも当時はそれを叶えるだけの土台はありませんでした。だから不安になったのだと思います。
今だって上記の3つ、どれかをやっても財務劣等生に成り下がってしまいます。。
諦めたものを拾い集める人生
僕の取った行動は「保留」して「一旦諦める」ということ
リアル人生ゲームで何回かお休みをした状態です。
これのおかげで身の丈にあった行動が徐々に取れるようになったと感じています。
周回遅れではありますが意外と以前の僕よりかは好きです
身の丈にあった時に夫になる・父親になる・安全な車に家族を乗せて移動するを考えています。
今はまだしません。何も築き上げられていないですから..
もちろんリアル人生ゲームではサイコロを振れる回数に限りはあるので、ここからはしっかりと振って前に進もうと頑張っています..笑
僕の知人でも20代前半の頃に新築マイホームを購入し、子供も作って、離婚をしてしまった人がいます。
彼は住宅ローンも払いつつ、子供の養育費も払って..みたいなかなり無茶な返済を続けていました..
もちろん幸せな家庭を築き、仕事は大変だけど必死に頑張って楽しく暮らしている知人だっていますので
一概に何が良い悪いとは言えませんが、何も考えずに行動して後悔するよりかは考え抜いて失敗した方が学びになりますので早まらないのが賢明かなと..
日本の義務教育課程を終えて、社会に放り出された若者は「お金」に対しての考えがすっぽりと抜けています
お金に困った人や勉強をしなければならない必要に迫られた人だけが独学で学んでいくのが日本の社会です。
少し遠回りしてお金の価値を理解する時間を作るくらいには余裕を持っておいた方がいいと僕は思っています。
3大資金に備える準備期間
令和の日本社会では良い大学に出て大手企業に就職すれば安泰というレールは空想になりつつあります
もちろん良い大学を出て大きな会社に入るには越したことはないですが..
まずまずの大学に入り、まずまずの会社に新卒入社して失敗した人間なのでそのレールには乗れなかったクチですのでエリートの戦い方は知りません。笑
でもだからこそ凡人として、愚者として経験で得たことを綴っていこうと思っています。
そんな愚者の戦略としては、一度諦めてみるをおすすめしたいと思っています。
諦めてしまったものを拾い集める,,遠回りするのも人生の醍醐味
と独身男のねたみとそねみが詰まっている言葉ではありますが。笑
3大資金は人生のコマを進めるためには避けては通れないです。でも僕が諦めた3つはなくても人生を進めていける。
結婚も家も車もお金をかけすぎることを僕たちは「普通の幸せ」とどこかで刷り込まれているのです。
欲望に優先順位を付け、タガが外れたお金との接し方を見直していきたい
そんな同世代や20代の方になにかしら参考になれば嬉しいなと思って書き続けます。