3,000万円の住宅ローンを組んだ君へ

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五十嵐

知り合いが住宅ローンを組んでいました。
彼に届かない手紙を書こうと思います。

目次

遠くへ行ってしまう君

これは本心で思っている
僕は君ほどの度胸を持つことは今後一切ないだろう..

僕の両親も君と似たような境遇で家を購入している
そして似たような金額をローンで組んでずっと返済を続けているよ
もうすぐ完済できるようで喜んでいたよ。。
ここまで育ててくれて、且つローンを払い切ろうとしている両親を僕は尊敬している

だから、君のことも素直に尊敬しているんだ。

僕には君のように、両親のように
生きていく気概がない。

まだ家族を持てていないから、呑気なことを言っているのかもしれないし
今後一切、家族を持つことがないからそう思っているのかもしれない。笑

臆病な僕には決心がつかないのだ

田舎に新築を建てて、35年のローンを返済していくことが

頭金はいくら入れたのだろうか?
おそらくだけれども毎月7~8万円の支払いを
今後続けていくのかもしれない。

そして、完済した後の家は正真正銘、君の家になるけれど
9年後には1,500万円くらいの価値に目減りしてしまうから
完済後はどれくらいの価値が残っているかはわからないよ

それでも家族のために快適な空間を用意してあげることができるのだから
仕事にも力が入るし、責任を背負いながら頑張って給料を上げていくことだろう。

君の選択が良い選択になることを願っているよ

あとがき

世の中に蔓延し続ける
新築か賃貸のどちらか問題

この答えはきっと千差万別で
当人以外が口を出すのはお門違いだと思っています。

だけれでも一個人の僕の考えはずっと変わらずで
新築を買って、ローンを払い続ける人生を選ぶことは
僕にとっては考えにくい判断です。

もちろん、子供のため、愛する家族のための
安心して暮らせる居住空間にお金をかけたいと思う人が
良くないと言っているわけではありません。

ただ、未来は不確定で
大きな荷物を背負うことで身動きが取れなくなることもあります。

みすぼらしい生活でも、子供は元気に育つように
工夫や努力の仕方はいくらでもありますし

立派な家より、円満な家庭を築き上げることの方が影響があるのではと僕は思っています。

心の平穏を保つためにもお金はいくらか取っておかなければなりません。
なくてもいいかもしれませんが
ないよりかはあった方がいいでしょう?

刻一刻と世界の情勢や日本の景気は変わっていきます。
それに順応できるように生きていかないといけないのですから
備えは自ずと必要になっていきます。

潤沢な貯金があり、収入源が減る可能性も少なく
安定的に稼いでいけるのなら話は別でしょうが

そこまで強固な基盤を築ける人も今の日本では限られています。。

愚者の僕の選択が愚かなのか
彼が正しい道を歩んでいるのか

わかるにはもうしばらくの時間が必要です。

彼の今後を遠くから見守ってみようと思います

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