教育費・住宅費・老後資金
“資金”という言葉は、金融や経済において広く使われる概念で、一般的には何らかの目的を達成するために必要な金銭や財産を指す。資金は、企業活動や個人の生活において重要な役割を果たしいる。
人生で考えなければならないお金との関わり方を僕たちは学校で学ばずに社会に放り出される。。
対策やら自分自身の考え方を構築せずに問題に直面し誤った決断をするごとに人生は険しい道になっていく
その中でも3大資金と呼ばれるものが「教育費・住宅費・老後資金」
今、FPの勉強を始めたばかりなのですが最初に学ぶ第1章のライフプランニングで出てきたので
今日はそれについて思うことがあったので書いてみようと思う
薄給職場の先輩の新築計画
僕は転職組で今の職場にはもうすぐ3年お世話になるくらいの期間務めている。
前職はいわゆるブラック企業であったためサービス残業当たり前、月の残業は100時間をゆうに超えるところだった
そんな反省を活かし転職した職場は比較するとずいぶん務めやすい。
大きな不満はなく、むしろこちらがある程度わがままを言って叶っている分とても居心地が良い。
唯一あるとすれば給料が安いことくらい。笑
その職場に2~3歳年上の先輩がいて仲良くさせてもらっている。とても気さくな方でいわゆる良い人だ。
だから先輩の悪口を書くつもりは毛頭ないことを先に言っておく。。
ここ1~2年で先輩は付き合っていた彼女と結婚し、無事子供を作り、出産を機に夢のマイホームを建てようとしている
つまりはこの数年で彼は3大資金に真っ向から勝負することを決めたのである。
ちなみに薄給である僕の職場での彼の勤務年数は僕より3年長い
僕が1年務めたご褒美としていただいた昇給は月4,000円UP。。
先輩は専門学校卒で、僕は就職時に大卒だからと基本給を数万円上げていただいている。(最近の僕の手取りは20万円をなかなか超えてくれない笑)
甘く見積もっても僕よりも少しだけ高い給料をいただいているだろう先輩だがそんな彼が選んだ住宅が
「新築マイホーム」である。
「普通の幸せ」を叶えるにはお金がかかる
普通の話のように思える
新婚した夫婦が子供を作り新築を建てる
一般的な幸せの形といえばこのようなものだと思う
だがお金の面だけ切り取ってみると..
子供の教育資金には幼稚園から大学卒業までに必要な資金がおよそ1,000万円~2,000万円と言われている
そして新築マイホーム。個人差はあるもののこれも1,000万円から8,000万円までかかる
(住宅ローンを民間ローンで組む場合最高8,000万円まで組むことができる)
この時点で全く身動きの取れないリスクをマックスまで背負った状態で何十年も生きていくことが確定する
とても金銭的に健康的な状態とはいいがたくなる
先輩が取った住宅費の選択は
幸いにも土地を奥さんの親が保有している土地を使わせていただくことができたので土地代はタダ(羨ましい)
だが土地代はタダなのだからと住宅メーカの話をそのまま真に受け土地の上に3,000万円もの新築を建てることに..
何年借りていて、頭金をどれくらい用意して、月々の返済はいくらなのかまた時間が空いた時に調べようとは思うが
普通の幸せを形にするには犠牲にしなければならないものが多いなと僕は思ってしまった。
リスクを恐れてばかりではいけないけれど
もちろん先輩の選択を否定することは誰にもできない。
これで幸せな人生が送れなくなることが決まったなんて思わないし、
あれこれ悲観的な話しかだしていない僕が独身のまま結婚もせず子供も持てない灰色の人生を迎えることになれば
先輩の選択のほうが意義あるものだったとなるのかもしれない
そうならないように今を必死に生きています。笑
その辺のお話もまたどこかで..
ここでは結論付けはできないけれど、改めて思うことは
- 今の自分がどれだけのリスクを許容できるのか
- 長期的視野で考えたときにどこでリスクをとるのか
- リスクがどれだけのものか細分化して判断できているか
この辺りをきちんと理解した上でリスクを受け入れられるようにしたいなと今は思っています
なので引き続き僕はお金についての勉強を頑張ろうかなと..
という勉強に対しての決意表明のような記事でした。笑